表面被覆・保護
コンクリート表面に塗膜や層を形成することにより劣化因子を遮断し耐久性を付与する
工種工法概要
コンクリート構造物の表面をセメント系やポリマーセメント系、有機系樹脂材料で被覆することにより新たな保護層を設け、 水分、炭酸ガス及び飛来塩分などを遮断し、耐久性・耐薬品製・耐油性・耐水性等の腐食防止性能を向上させる工法。 有機系樹脂材料には、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂等の高分子材料を主として使用される。 コーティング、ライニング、吹付けやシート状の材料で覆うなどの方法があり、構造物の種類、目的、環境に応じて様々な工法が採用される。
一般的な表面被覆工法の手順は一般には下記の通り。
表面被覆・保護の手順
①ディスクグラインダや、ウォータージェットなどにより、コンクリート表面の付着物や脆弱部分を取り除く | |
②コンクリートと中塗り材、あるいは不陸調整材(パテ)との付着力を高めるために塗布する。 コンクリートを保護する層を形成。 工法によっては繊維シートを用いる場合もある。 |
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③仕上がりを平滑にするために不陸部分を埋める | |
④劣化因子の進入を妨げる保護層を形成する | |
⑤美観も考慮した仕上げと表面保護をかねる。 |
弊社施工の表面被覆工事例
対象構造物
各種コンクリート構造物
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